
- ざくろの歴史
- ざくろの原産地は、ペルシャ。現在のイラン、アフガニスタンあたりです。それがシルクロードを経てインド、中国、日本へ渡ってきました。 また、アメリカにもカリフォルニアざくろというのがありますが、おそらく、地中海を経てヨーロッパ経由で渡ったのではないでしょうか。 しかし、気候や土壌の違いは決定的で、原産地にまさるざくろは残念ながら育たず、現代もなおイラン産ざくろが最高品質を保っています。

- イランでは、昔からざくろが「果実の王様」としてとても大事にされていて現在でも国内の至るところで栽培されています。ざくろ園は一族の大切な財産であり、代々受け継がれていくそうです。品質改良を重ねたイランのざくろは、果実の直径が15〜16センチもあり、重さも平均で200〜500グラム、1キロを越えるものも珍しくないらしいです。良質のザクロを栽培するには一定の条件が必要で、気候が暑く、長い夏があること、土地でいえば海抜1600メートルの地域が適しているのです。国全体が高原の上にあるイランだからこそ、立派なざくろが収穫できるわけです。日本のざくろには1個の果実に果汁が25%しか含まれないのに対して、イラン産のザクロには63%も含まれています。イランは日常生活の中ではアルコール禁止という国です。イラン人の家庭では、ザクロジュースは、ちょうど日本でのオレンジジュースのように気軽に飲まれています。
- ざくろの成分

- グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)ショ糖、イヌリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、カリウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ニコチン酸)、ビタミンC、タンニンエラグ酸、ペレチエリン、イソペレチエリン、酒石酸、クエン酸、ホウ酸などが含まれています。


